夏に、恋をした。


胡座をかいた上に座らせられ、胸が高鳴る。

顎をあたしの肩に置きながら、和樹は囁く。



「ごめん、て」



なるほど…。


だから芹菜はああやって反応したんだ。

素直じゃない芹菜らしい反応。



「どうせイチャイチャしてるんだから、こっちだってしてもいいだろ」



和樹ってなんか人変わった感じ…!

こんな甘えん坊な感じだったっけ?


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