夏に、恋をした。


ここ学校だからな…。



「大丈夫か?」



これ以上すると俺がやばい。


そう思い、雪乃に聞くと頷いた。


そして、



「ごめん。嫌いにならないで…」



そう言われた。


嫌いになれるわけがないのに。



「謝らなくていい。」



そう言い、頭を撫でる。

雪乃の肩から力が抜ける。


「小谷は俺から言っとく。だから忘れろ」


そう言うと、雪乃は笑って頷いた。




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