夏に、恋をした。




雪乃から小谷がいそうな場所を聞き、向かう。

屋上にいるかもしれないらしい。




屋上は、俺が雪乃を意識しだしたところ…。




変なことしやがって。

イライラしながら屋上に入ると、案の定小谷がいた。


「来たし…」


小谷は心底嫌そうな顔をした。

それは俺の顔だし…。


「お前、ふざけてんの?」


そう聞くと小谷は軽く肩をすくめた。


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