桜並木の下で  上 ~四月から九月~



 翌朝、私は落ち込んでる凛に声をかけるのを躊躇い。


 結局、一人で登校した。



 下駄箱を開けると、青い紙切れ。



 何だろ…。



【突然、すみません。君のメアドを知らないから、手紙にしました。

 今日の放課後、体育館裏に来てください。】



 差出人不明!!!



 ミステリーの匂いが…するわけないか。



 これ、誰からかな?



 文字がすごく上手なんだよね。なんか、几帳面なイメージが…



 …あ。



 まさかの…??



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