先輩の愛で溶けちゃう -夏休み短編-






「これで、大丈夫。俺もお前も。な?」






超キュンキュンしちゃう眩しいくらいの笑顔でそう言ってくれた速水先輩。



そして、今度は本当の握手をして。





「明日は、楽しもうな」



「はい!!!!!」






コンクール前日なのに、興奮してなかなか眠れなかった。




だけど、朝はスッキリ起きることができて、コンクールの日を迎えることができました。








コンクール当日の朝の、速水先輩の挨拶。




感動して涙が出た。







「今まで何度も何度も練習してきたけど、今日で最後だ。このメンバーで演奏できるのも最後。結果を気にせずに、楽しんで演奏しよう!今までで一番いい演奏ができると信じてるから」






みんなの涙はキラキラしていた。









胸を張って舞台へと向かう。








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