白い閃光
頭がぼんやりして来た頃に唇が解放された。

ちょっ・・・。
私、初めてなんです!
もっとお手柔らかにお願いしたいです!!(切実)

首筋に一瞬の痛みが走って、目の前にあった銀色の髪がどんどん下がって行く。
と、同時に私の服が脱がされてるのは何故だ!?

そりゃ、夏だし薄着だけど。
こんな簡単に脱がされちゃ困る!

クスッ。

何、今の?
笑った? 笑われた!? 
し、信じられないっ!!

そりゃ、私の身体って・・・貧相だけどさっ!!

「素直でよろしい。すぐに済む」

スグニスム・・・?
直ぐに・・・住む?

必死で脳内変換を試みていると、私のささやかな胸の膨らみに痛みがまた走った。

この痛みって・・・キスマーク??

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