神様修行はじめます!
「今日、この後で行くつもりなんだ」
「なんのバイトなの?」
「分かんない」
「え?」
「メモには住所しか書いてなかったもん」
「店の名前は?」
「書いてない」
「・・・ちょっと、大丈夫? それって」
「平気だよ」
『物騒なご時世だから』が口癖だったじー様。
そのじー様が選んだバイト先だもん。
万が一にも、危険な事なんて有り得ないから大丈夫!
そして買い物が終わって。
なんとなく心配そうな真美に笑顔で手を振って、あたしはメモ用紙を片手に、住所へと向かったのだった。
「なんのバイトなの?」
「分かんない」
「え?」
「メモには住所しか書いてなかったもん」
「店の名前は?」
「書いてない」
「・・・ちょっと、大丈夫? それって」
「平気だよ」
『物騒なご時世だから』が口癖だったじー様。
そのじー様が選んだバイト先だもん。
万が一にも、危険な事なんて有り得ないから大丈夫!
そして買い物が終わって。
なんとなく心配そうな真美に笑顔で手を振って、あたしはメモ用紙を片手に、住所へと向かったのだった。