神様修行はじめます!
「仕方ない。やはりダイレクトに体感してもらうのが一番でしょう」

「少々乱暴ではないかの?」

「そうですよ、永久」

「話を進めるためです」

ぶーっと膨れているあたしに、門川君がチラリと視線を投げる。


「致し方ありませんから」


心配そうな表情のおばあ様。

横を向いて目を閉じる絹糸。


・・・・・。

なに?


なんか、嫌な予感がするんですけど。

バリッバリに不穏な空気が充満してるんですけど?
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