GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
PART10*白昼夢
~尭耶side~
* * *
俺はベットの端に座り込み、スーッスーッと寝息を立てて眠る栞の寝顔を見つめた。
そう言えばまだ、俺は君に愛していると言っていない。
「…夢の中に出てくる三郎と言う男はお前に瓜二つだな…」
「!!?」
俺の目の前に紫紺の軍服に似た衣装を纏い黒革のブーツを履いた男が現れる。
髪は金色で瞳はターコイズブルー。
腰のベルトには豪奢な鞘に収められた長剣を提げていた。
「お前は何者だ?」
「俺は…天使階級第6位の能天使・ラファエル…人の夢に入り込める力を持つ天使だ」
「て、天使だとっ!!?」
俺はベットの端に座り込み、スーッスーッと寝息を立てて眠る栞の寝顔を見つめた。
そう言えばまだ、俺は君に愛していると言っていない。
「…夢の中に出てくる三郎と言う男はお前に瓜二つだな…」
「!!?」
俺の目の前に紫紺の軍服に似た衣装を纏い黒革のブーツを履いた男が現れる。
髪は金色で瞳はターコイズブルー。
腰のベルトには豪奢な鞘に収められた長剣を提げていた。
「お前は何者だ?」
「俺は…天使階級第6位の能天使・ラファエル…人の夢に入り込める力を持つ天使だ」
「て、天使だとっ!!?」