GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
PART14*鬼VS天使
~知弥side~
弟の滋弥に運転を任せて、帝居を出た。
「兄上…あの紅の炎は何でしょう?」
「…あの焔には天の力を感じる…あれが智成様の言う…天使の魔の力か・・・」
街には警官隊が出動し、非常線が張られていた。
交通渋滞が起き、車を捨て、逃げる連中もいた。
「ダメです…兄上…これ以上は車では進めません」
「たくっ…刻一刻と黄泉人たちは増殖していくのに、こんな所で油を売っている場合じゃない!」
「では、兄上だけでも、早く、現場に向かって下さい!俺は後から参ります」
「わかった」
俺は滋弥を車内に残して、降り立った。
「兄上…あの紅の炎は何でしょう?」
「…あの焔には天の力を感じる…あれが智成様の言う…天使の魔の力か・・・」
街には警官隊が出動し、非常線が張られていた。
交通渋滞が起き、車を捨て、逃げる連中もいた。
「ダメです…兄上…これ以上は車では進めません」
「たくっ…刻一刻と黄泉人たちは増殖していくのに、こんな所で油を売っている場合じゃない!」
「では、兄上だけでも、早く、現場に向かって下さい!俺は後から参ります」
「わかった」
俺は滋弥を車内に残して、降り立った。