GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~

~尭耶side~

「…お前…『ソーマ』なのか?」




「あ…まぁ~そうだけど」


デュミナスは俺の問いに戸惑い気味。



「…チョコ味を頂く…」
俺はチョコ味を手にとった。


「小笠原は何味にする?」


「…チョコ味よりもプレーン味がいい」


俺はプレーン味を手にとった。



「では、俺は野菜味を二つ頂きます…」

「えっ!!?栗原お前が…セラフなの?」
デュミナスは頓狂な声を出した。


「俺の素顔の名前を知ってるなんてお前…何者だ?」

「…俺は…相馬祐早斗だ」


「どうりで、お前の使用した後の書庫が散らかっているワケだ…相馬社長は片付け苦手な人だから」

「うるさい!!野菜味やるから、とっと消えろっ!」

祐早斗は栗原に野菜味を二つ、投げつけた。


「サンキュー…相馬社長」

そして、奥のボイラー室に消える。


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