GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
夜毎に都を恐怖に陥れていた紅鬼。
晴明様も手を焼いていた。
「私と滋貴に紅鬼の封印をお任せくださいませ。晴明様」
晴明様の難しい表情を燭台の灯りが照らす。
まだ、陰陽師としては一人前とは言えない。
「…知貴汝はまだ、若い…何故、急ぐ?」
「分かりません…」
「よかろう…汝と滋貴に…紅鬼の封印は任せる…でも、無理は禁物だ」
晴明様も手を焼いていた。
「私と滋貴に紅鬼の封印をお任せくださいませ。晴明様」
晴明様の難しい表情を燭台の灯りが照らす。
まだ、陰陽師としては一人前とは言えない。
「…知貴汝はまだ、若い…何故、急ぐ?」
「分かりません…」
「よかろう…汝と滋貴に…紅鬼の封印は任せる…でも、無理は禁物だ」