GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
「小笠原…」




セラフは首元を押さえ、壁に背中を付け、その場に倒れ込んだ。




「じきに仲間を呼んでやる…」



「藤原知貴…その名に記憶はあるか?セラフ」



「・・・何故か…知っている…」



「そうか…」



「貴方は私の恩師・安部晴明様でもある。セーマンを自在に操るコトが出来るのが動かぬ証拠だ…」




「・・・」







< 222 / 264 >

この作品をシェア

pagetop