GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
PART16*鬼の覚悟
~栞side~
智成様に与えられた部屋で就寝したが、眠れなかった。
私はベットから起きて、出窓のカーテンを開けて外を見る。
「!?」
丹念に手入れされた芝生の上に佇む女性。
「どうされました?」
ベットのそばに置かれたソファーで寝ていた爽爾さんが目を覚ます。
私と一緒に窓から外の様子を眺めた。
「あれは・・・花奏様!!?」
「花奏様?」
「…知弥様の奥様ですよ」
彼女があの陰陽師の安部晴明の直系一族・・・
私はベットから起きて、出窓のカーテンを開けて外を見る。
「!?」
丹念に手入れされた芝生の上に佇む女性。
「どうされました?」
ベットのそばに置かれたソファーで寝ていた爽爾さんが目を覚ます。
私と一緒に窓から外の様子を眺めた。
「あれは・・・花奏様!!?」
「花奏様?」
「…知弥様の奥様ですよ」
彼女があの陰陽師の安部晴明の直系一族・・・