GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
中身は離婚届けだった・・・



「離婚届け?知弥様は一体…何を考えて…!?もうすぐ…子供が生まれると言うのに…」




「…私は何も分からない…爽爾君…教えて…一体…どうなってるの?」




「…相手は獣神の銀狼です」



「獣神?」



「古の天界から時を越えて来た…本物の神様です…銀狼は黄泉返りの力を持ち…殺した人間を黄泉人化…ゾンビにして…東京の街を恐怖に陥れています」




「・・・知弥は…死を覚悟して、その神を封じるつもりなのね」



「…」



花奏さんはその場にお腹を抑え、蹲った。










< 228 / 264 >

この作品をシェア

pagetop