GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
「俺にセラフの代わりが務まるかは分かりませんが…精一杯…貴方のお側に仕えさせて貰います…」




「…俺とお前は同じ上級天使…対等の立場だ…俺の元に仕える必要はない!」




「…しかし…」



「いいから・・・」




* * *



あれから…1ヵ月後。



晴真が正式に陰陽庁の特別任務長に就任。俺が栗原の居た補佐長となった。



花奏さんを連れて、吉原の跡地に車を走らせる。

祐早斗と捺も同行した。


かっては桃源郷だった場所は巨大なクレーターになっていた。



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