GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
俺はヤツの横柄な態度に腹を立てて、トレーナーの襟元を掴んだ。



「俺のバックにはヤクザがいる・・・二度と彼女に近づくなっ!!」



俺の凄みにビビったヤツの耳許で囁いた。




「だから、早く…持って来い!!」



俺はヤツの彼女の私物を玄関先に持って来させた。



その間に俺は彼女の茶系のショートブーツを手にした。



「こ、これです・・・」



ヤツの手元から彼女のバックを奪う。



「…これで、彼女とお前は赤の他人だ…」



さっさと部屋から出て行った。



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