GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
PART5*セフレの契約
~栞side~
* * *
私の病室にまた、知らない男性が訊ねて来た。
「初めまして…俺は尭耶さんの秘書の東条靖です」
「!?」
「私は桐生栞です」
「これ・・・」
尭耶さんの秘書の靖さんはスーパーの白い袋を右手に持っていた。
「これ見舞いのゼリーです」
見舞い品ならもっと上等なゼリーを買ってくるはず。
スーパーの袋に入ってるもんだから、私は思わず笑ってしまった。
「ゼリー嫌いですか?」
「別に…そこの冷蔵庫に入れておいて」
「はい」
靖さんは簡易の冷蔵庫にゼリーを詰め込んだ。
私の病室にまた、知らない男性が訊ねて来た。
「初めまして…俺は尭耶さんの秘書の東条靖です」
「!?」
「私は桐生栞です」
「これ・・・」
尭耶さんの秘書の靖さんはスーパーの白い袋を右手に持っていた。
「これ見舞いのゼリーです」
見舞い品ならもっと上等なゼリーを買ってくるはず。
スーパーの袋に入ってるもんだから、私は思わず笑ってしまった。
「ゼリー嫌いですか?」
「別に…そこの冷蔵庫に入れておいて」
「はい」
靖さんは簡易の冷蔵庫にゼリーを詰め込んだ。