GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~
PART6*悪魔の入れ知恵
~栞side~
私のコルセットがようやく届き、試着。
「…コルセットのサイズはピッタリだ」
「ありがとうございます。真先生」
「礼なんていいよ。医者としては当然だから」
「…真先生…」
看護師の厚保也さんがノックして病室に入ってきた。
「どうした?厚保也」
「栞さんの従兄弟の名乗る方が来ています」
「従兄弟?」
「ふうん。そうか…面会できる?」
「はい」
「…コルセットのサイズはピッタリだ」
「ありがとうございます。真先生」
「礼なんていいよ。医者としては当然だから」
「…真先生…」
看護師の厚保也さんがノックして病室に入ってきた。
「どうした?厚保也」
「栞さんの従兄弟の名乗る方が来ています」
「従兄弟?」
「ふうん。そうか…面会できる?」
「はい」