君の隣で夢みた未来
君の名前≪side K≫
二人が後部座席から降り、美咲さんが緩やかにアクセルを踏んだ。
「で?どうする?真っ直ぐ家帰る?」
「ん~…」
「なんか、あった?」
優しく問い掛けてくれる美咲さん。
運転してる姿は久し振りに見る。
2歳しか離れてない癖に、こういう時だけは大人に見えてしまう。
なんだか悔しい。
「…けーすけ?」
左側にいる俺を心配そうに見つめてくる彼女。
太陽はとっくに沈んで、車内は対向車線の車のヘッドライトが彼女を照らす。
「…ちょっとドライブしようか」
一向に何をしたいか答えない俺に痺れを切らしたのだろう。
この後の時間の過ごし方を提案してくれた。
「で?どうする?真っ直ぐ家帰る?」
「ん~…」
「なんか、あった?」
優しく問い掛けてくれる美咲さん。
運転してる姿は久し振りに見る。
2歳しか離れてない癖に、こういう時だけは大人に見えてしまう。
なんだか悔しい。
「…けーすけ?」
左側にいる俺を心配そうに見つめてくる彼女。
太陽はとっくに沈んで、車内は対向車線の車のヘッドライトが彼女を照らす。
「…ちょっとドライブしようか」
一向に何をしたいか答えない俺に痺れを切らしたのだろう。
この後の時間の過ごし方を提案してくれた。