君の隣で夢みた未来
部活のない放課後は図書室にいることが増えた。
もしかしたら先輩も居るかもしれない。
そんな淡い期待を胸にしまいこんでいた。
先輩のいない図書室はなんだか殺伐としていたけど、それでもあたしは無駄に課題や宿題をそこでやった。
家でやっても構わないのだけれど、どうせなら先輩と一緒にやりたかった。
平たく言うと、会いたかった。
なんで会いたいのか?
この時のあたしは、まだ自分の心が理解できていなかった。
これに気付くのは、もう少し先…―。
もしかしたら先輩も居るかもしれない。
そんな淡い期待を胸にしまいこんでいた。
先輩のいない図書室はなんだか殺伐としていたけど、それでもあたしは無駄に課題や宿題をそこでやった。
家でやっても構わないのだけれど、どうせなら先輩と一緒にやりたかった。
平たく言うと、会いたかった。
なんで会いたいのか?
この時のあたしは、まだ自分の心が理解できていなかった。
これに気付くのは、もう少し先…―。