君の隣で夢みた未来
あたしは、すぐに先輩に返事を書いた。


【また、わからないところがあったら教えてください!!^^】


そう綴りあたしは送信ボタンを押す。


すると今度は三分もたたないうちにメール通知の音が鳴る。


送り主は先輩。


先輩のメールには



【もちろん!】



たった五文字だけど、その五文字があたしの心を躍らせる。


また、聞いてもいいんだ。


話しかけてもいいんだ。


あたしの頬は思わず緩む。


自分の部屋でよかった。


これが外だったら、あたし完全に不審者だよね。



【先輩も、勉強頑張ってください★】



あたしはそう送り携帯を閉じた。


< 224 / 496 >

この作品をシェア

pagetop