君の隣で夢みた未来
授業が終わって部活のミーティング。
なな先輩は心なしかうきうきしている。
冷房が効いている音楽室で、夏休み明けに行われる文化祭の出し物の曲などを決めるためのミーティング。
顧問の音楽の先生が黒板に細々としたことを書く。
それを今日の書記のあたしが書き写す。
その時控えめに後ろ側の扉が開く。
「…こんにちは」
ミーティングを邪魔したらいけないと思ったのか控えめに挨拶をする人。
綺麗な茶色の髪がサラリとしていて、相変わらずその人は綺麗だった。
「美咲先輩!」
座っていた椅子をガタン!と鳴らし立ち上がるなな先輩。
その姿に美咲さんは小さく笑った。
なな先輩は心なしかうきうきしている。
冷房が効いている音楽室で、夏休み明けに行われる文化祭の出し物の曲などを決めるためのミーティング。
顧問の音楽の先生が黒板に細々としたことを書く。
それを今日の書記のあたしが書き写す。
その時控えめに後ろ側の扉が開く。
「…こんにちは」
ミーティングを邪魔したらいけないと思ったのか控えめに挨拶をする人。
綺麗な茶色の髪がサラリとしていて、相変わらずその人は綺麗だった。
「美咲先輩!」
座っていた椅子をガタン!と鳴らし立ち上がるなな先輩。
その姿に美咲さんは小さく笑った。