君の隣で夢みた未来
昼休みが終わり、午後の授業はなんだか気分が乗らないから、いつもの渡り廊下にぺたりと腰を下ろし携帯を手に取る。
何となくメールをしてみた。
あの人に。
内容なんてない。
ただ単にあの人の存在を確かめたかった。
なんで、こんなことを思うのかはわからないけれど、なんだか漠然と不安だった。
【どうした?】
俺のことを心配してくれてる?
まぁ、彼女が【どうした?】って言うのはいつもの事。
電話でもメールでも。
きっと、口癖になってるんだろう。
【なんでもなーい!】
そんな風に返信すると大体お決まりの返信が来る。
一分もたたないうちに帰ってくるメール。
送信者は案の定、美咲さん。
【…何でもなくないくせに。】
でも、本当に何でもなかったのだ。
何となくメールをしてみた。
あの人に。
内容なんてない。
ただ単にあの人の存在を確かめたかった。
なんで、こんなことを思うのかはわからないけれど、なんだか漠然と不安だった。
【どうした?】
俺のことを心配してくれてる?
まぁ、彼女が【どうした?】って言うのはいつもの事。
電話でもメールでも。
きっと、口癖になってるんだろう。
【なんでもなーい!】
そんな風に返信すると大体お決まりの返信が来る。
一分もたたないうちに帰ってくるメール。
送信者は案の定、美咲さん。
【…何でもなくないくせに。】
でも、本当に何でもなかったのだ。