君の隣で夢みた未来
間違えたであろう問題の途中式に先輩が薄く線を引いてくれていた。
一行前の計算式を解き直し、間違いを見つけ解き進めた。
さっき、あたしが書いた答えと今の答えが変わる。
あたしは申し訳なさそうに先輩の腕を突く。
先輩は表情を少し柔らかくしてあたしに微笑み「できた?」と言いながら、またプリントに目を通す。
今度は合っていたのだろう。
先輩は小さな声で「よくできました」と言ってくれた。
やっぱり、あたし先輩の笑った顔が好き。
その顔を見ると、ぴょんと小さく胸が跳ね上がる。
一行前の計算式を解き直し、間違いを見つけ解き進めた。
さっき、あたしが書いた答えと今の答えが変わる。
あたしは申し訳なさそうに先輩の腕を突く。
先輩は表情を少し柔らかくしてあたしに微笑み「できた?」と言いながら、またプリントに目を通す。
今度は合っていたのだろう。
先輩は小さな声で「よくできました」と言ってくれた。
やっぱり、あたし先輩の笑った顔が好き。
その顔を見ると、ぴょんと小さく胸が跳ね上がる。