君の隣で夢みた未来
先輩は、視線をアスファルトにおろして大きく息を吐く。
「…祭り、行きてぇな~」
と、ぽそっと呟いた。
「お祭り、行ってないんですか?」
「ここ数年は行ってないなぁ…」
「どうして?」
「ん~…人ごみが嫌いだから」
人ごみが嫌い?
じゃ、この前の花火大会も乗り気じゃなかったのかな。
「この前の花火大会は平気だったんですか?」
「え?」
あたしの質問に先輩が不思議そうな顔をしていた。
そのあと、小さく笑みを零してこう言った。
「俺じゃなくて、つんちゃんが」
「え?」
どうして、そこに美咲さんが出てくるの?
聞かなければよかった。
美咲さんじゃなくてもお祭り行く人いるじゃない。
友達とか…。
どうして、美咲さんが出てくるの?
「…祭り、行きてぇな~」
と、ぽそっと呟いた。
「お祭り、行ってないんですか?」
「ここ数年は行ってないなぁ…」
「どうして?」
「ん~…人ごみが嫌いだから」
人ごみが嫌い?
じゃ、この前の花火大会も乗り気じゃなかったのかな。
「この前の花火大会は平気だったんですか?」
「え?」
あたしの質問に先輩が不思議そうな顔をしていた。
そのあと、小さく笑みを零してこう言った。
「俺じゃなくて、つんちゃんが」
「え?」
どうして、そこに美咲さんが出てくるの?
聞かなければよかった。
美咲さんじゃなくてもお祭り行く人いるじゃない。
友達とか…。
どうして、美咲さんが出てくるの?