君の隣で夢みた未来
変に速くなる俺の鼓動。


ときめきとかじゃない。


少しだけ嫌な予感がするんだ。



「ねぇ、つんちゃん…」

『ん?なぁに?』



俺は意を決して彼女に尋ねてみた。


とても、卑怯な質問だった。



「あの…もし…」

『ん?』



不思議そうに聞き返す彼女。


俺は小さく咳払いをして問いかけた。



「俺が、つんちゃんのこと好きだって言ったらどうする?」




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