君の隣で夢みた未来
圭介と出会ったのも、アイツが1年生の時だった。
きっかけは保健室。
私が理由をつけてサボっていた場所。
当時の私には休憩所みたいなものだった。
3年の私は少し荒れていた。
進路も3年なのに決まっていなかった。
不安定だった。
将来が不安だった。
どうすればいいんだろう?
その小さな不安を保健室で吐き出していた。
そんな時、体育で怪我をした1年生の圭介がクラスの子に肩を借りながら入ってきた。
保健室で先生に手当てをされてる時に、私が思わず声をかけてしまったのだ。
「…痛そうだね」
「はぁ…まぁ、痛いっす」
そっけない、他愛もない会話。
それが始まりだった。
きっかけは保健室。
私が理由をつけてサボっていた場所。
当時の私には休憩所みたいなものだった。
3年の私は少し荒れていた。
進路も3年なのに決まっていなかった。
不安定だった。
将来が不安だった。
どうすればいいんだろう?
その小さな不安を保健室で吐き出していた。
そんな時、体育で怪我をした1年生の圭介がクラスの子に肩を借りながら入ってきた。
保健室で先生に手当てをされてる時に、私が思わず声をかけてしまったのだ。
「…痛そうだね」
「はぁ…まぁ、痛いっす」
そっけない、他愛もない会話。
それが始まりだった。