聖女に求婚!?~天使vs悪魔~
「あっ!!えっ!?」
あの女が出て来た。
相変わらず、聖女のオーラを漂わせて…。
…っ!!それにしても、ハンパねぇ。
っつうか、増してねぇか?
!!!??
おいっ、何だ?……コレは?
目の前の女から聖女以外のオーラが…。
色で例えるなら…聖女は白。
そして、その白に纏わり付くように…深紅のオーラが…。
………まさか?……アイツか!?
更衣室から出てくる女どもの視線から逃れるように…。
俺は女の腕を掴みながら歩き出す。
「メシでもどうだ?」
「え?」
「いいだろ…行くぞ」
俺は半強制的に…。
勿論、掴むと言っても服の上から。
直接触れたら、俺の身がもたねぇ。
「あのっ…先生?……困ります」
「ぁあ?俺の腹が減ってんだ。付き合え」
「えっ……ちょっ……と…」