聖女に求婚!?~天使vs悪魔~
「な、なっ、何をですか!?」
女は座ったまま、俺から逃げるように横ずさり。
俺は警戒を解かせる為、優しい表情を浮かべて。
「俺、お前を俺の女にするっつったろ」
「あ、あれは……冗談じゃ…」
「冗談なワケねぇだろ」
「で……でも…」
「ぁあ?」
「ち、ちっ、近いです!ちょっ…」
肘掛まで移動した女はそれ以上逃げられず、
俺はそんな女にこれでもかと…近づく。
息が掛かるほど近づいて、甘く囁く。
「そんなに警戒すんなって。別に襲ったりしねぇよ」
「え?」
「フッ。押し倒されてぇの?」
「いっ、いえ!!///////」
女は顔を真っ赤にし、視線を逸らした。
すると、女の首筋に……天印が。
ッ!!やっぱり……アイツが。
もう……アイツのモノになってんのか?