聖女に求婚!?~天使vs悪魔~
きっとコレも罠なんだ!!
あぁ、私ったら何で1人で来ちゃったんだろう。
もう少し待って勤務時間外に周防先生と一緒に来てたら、
こんな事にはならなかったのに…。
今さら考えても……遅いか。
「フッ。そろそろ限界だろ?」
木戸先生はニヤリと更に卑しい笑みを浮かべ、
パチンッと指を鳴らした。
!!!!! えっ!?
ソファがベッドに一瞬で変化した。
次の瞬間―――――!!
「キャッ!!」
身体が急に宙に浮いて、何!?どうする気!?
すると、ふわりとベッドへ横たわる形で下ろされた。
「なっ、何をする気!?」
「さぁ、何だろうな?」
「かっ、からかわないで!!」
「フッ。まだ意識があるとは相当なもんだな」
「どういう意味?」
「昨日とは桁違いの結界を張ってある」
「えっ!?」