聖女に求婚!?~天使vs悪魔~
彼女は放心状態で立ち尽くす。
俺はそんな彼女を優しく抱きしめた。
すると―――――、
彼女に纏わり付いていた魔のオーラが
少しずつ…消えて行く……。
フッ。
やはり、身体の何処かに魔印があったのか。
ッ!!!!
って事は、アイツは莉胡の……
裸を見たのか!?
場所が何処だか分からない今、
俺の心が穏やかじゃない。
俺の妃に……。
俺でさえ……まだ………。
昔から大嫌いだったが、
アイツ……アイツだけは……。
絶対許さない!!
マジで気が抜けないな。
1日も早く………
彼女の心を手に入れないと…。