キミの前に夕焼け



「あ…ご、ごめんなさい!あたしあなたのことよく知らないし……」




「あ、そう、ですよね。じゃあ!この後暇だったら…どっかで話しませんか?」





この後…

この後は桃とアイスを食べにいく約束をしてる。




「ごめー…」



「大丈夫です、大丈夫です!ぜひぜひ連れてっちゃって下さい!!」




満面の笑みの桃に背中をバンッと押され、綾崎くんの方によろめいた。




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