キミの前に夕焼け



そして来たのは学校の近くのドーナツ屋さん。



「何食いますか?」



「んー、フレンチクルーラーかな」



「じゃあフレンチクルーラーとチョコドーナツ」




素早く会計を済ませちゃった綾崎くん。



「あ、いくらですか?」



「いいですよ、俺が誘ったんだし」




「でも…」



「いいから!」




綾崎くんの笑顔に、頷いてしまう。




< 17 / 298 >

この作品をシェア

pagetop