横で眠る「あなた」【未完】
第105章
自主ゼミに、必ず手作りのお菓子を差し入れてくれる女の子がいた。
彼女は、法学部のエースとも言われる女の子で、いつでも図書館で勉強してるいると評判だった。
頭も良くて、こんな女の子らしい事もこなせる彼女。
すごいな~と尊敬した。
その彼女。
いつも、理先輩に、小さな袋を渡していた。
理先輩のことが、好きなんだと気がついた。
うまくいくといいなと彼女の恋の成就を願っていた。
瑞穂とカフェでお茶をしていると「ゼミの時、毎回お菓子を差し入れる子わかる?」と瑞穂が聞いてきた。
「わかるよ。あのお菓子美味しいよね。 理先輩にも、小袋渡してるよね。」と言うと「その小袋が問題なんだけどね。」と瑞穂は言った。
「問題? 何で?」と私は聞いた。
理先輩が体調を崩したとか聞かないし、何で問題なんだろう?
「理先輩は、彼女の気持ちを受け取るつもりはないから。 重荷になってきてるみたいだよ。」と言った。
「でも、自主ゼミへの差し入れの残りと言われれば、受け取らずえないしね。 大変だよね。」と言う。
「瑞穂は何でそんな話を知ってるの?」と聞くと「阿部くんが理先輩に聞いて、その話を阿部くんが教えてくれたの。」と言った。
阿部くんと瑞穂。
そんなに仲が良かったのか~。
気がつかなかったな。
「阿部くんとも言ってたんだけど、彼女に小袋攻撃はやめて貰ったほうがいいと思うよ。 他の女の子たちの目もあるからね。」と瑞穂は言った。
確かに、理先輩の取り巻きが、煩そうだとは思った。
「それでね、恵理子が彼女に注意したらいいと思うんだよね。」と瑞穂は言う。
「何で、私?」と聞くと「恵理子なら、理先輩の取り巻きから、何かあっても理先輩が守れるじゃない。」と言った。
とっても、気が進まなかったけど、市販のお菓子作戦を提案した。
詩子先輩のバレンタインを参考にさせて貰ったのだ。
瑞穂は、面白がった。
「理先輩が、恵理子の市販のお菓子を取ったら、彼女はもうお菓子を持って来ないよ。」と本当に楽しそうに言った。
彼女の恋の成就を本気で考えていた私は、恋をツブス役を自分に回ってきた事が、残念でならなかった。
彼女は、法学部のエースとも言われる女の子で、いつでも図書館で勉強してるいると評判だった。
頭も良くて、こんな女の子らしい事もこなせる彼女。
すごいな~と尊敬した。
その彼女。
いつも、理先輩に、小さな袋を渡していた。
理先輩のことが、好きなんだと気がついた。
うまくいくといいなと彼女の恋の成就を願っていた。
瑞穂とカフェでお茶をしていると「ゼミの時、毎回お菓子を差し入れる子わかる?」と瑞穂が聞いてきた。
「わかるよ。あのお菓子美味しいよね。 理先輩にも、小袋渡してるよね。」と言うと「その小袋が問題なんだけどね。」と瑞穂は言った。
「問題? 何で?」と私は聞いた。
理先輩が体調を崩したとか聞かないし、何で問題なんだろう?
「理先輩は、彼女の気持ちを受け取るつもりはないから。 重荷になってきてるみたいだよ。」と言った。
「でも、自主ゼミへの差し入れの残りと言われれば、受け取らずえないしね。 大変だよね。」と言う。
「瑞穂は何でそんな話を知ってるの?」と聞くと「阿部くんが理先輩に聞いて、その話を阿部くんが教えてくれたの。」と言った。
阿部くんと瑞穂。
そんなに仲が良かったのか~。
気がつかなかったな。
「阿部くんとも言ってたんだけど、彼女に小袋攻撃はやめて貰ったほうがいいと思うよ。 他の女の子たちの目もあるからね。」と瑞穂は言った。
確かに、理先輩の取り巻きが、煩そうだとは思った。
「それでね、恵理子が彼女に注意したらいいと思うんだよね。」と瑞穂は言う。
「何で、私?」と聞くと「恵理子なら、理先輩の取り巻きから、何かあっても理先輩が守れるじゃない。」と言った。
とっても、気が進まなかったけど、市販のお菓子作戦を提案した。
詩子先輩のバレンタインを参考にさせて貰ったのだ。
瑞穂は、面白がった。
「理先輩が、恵理子の市販のお菓子を取ったら、彼女はもうお菓子を持って来ないよ。」と本当に楽しそうに言った。
彼女の恋の成就を本気で考えていた私は、恋をツブス役を自分に回ってきた事が、残念でならなかった。