横で眠る「あなた」【未完】
第77章
坂田さんは、坂田さんの地元に連れて行ってくれた。

坂田さんが、高校時代を過ごした高校を見せてくれた。
とても、広い敷地だった。
楽しい高校時代だったと言った。

そして、とても景色の良い場所に、連れて行ってくれた。

坂田さんの「授業」の感想は、「授業」の形としてはなってないけど、すごく気持ちの良い空間だったというものだった。

やっぱり、「授業」にはならなかったかと思ったけれど、心地良いと思える空間を作れたならいいと思った。

そして、坂田さんに告白された。
私は、つきあっている人がいることを告げた。
ただ、その人への思いが、薄れていってるとも言った。

坂田さんは、「待っていてもいい?」と聞いた。
3回しか会ったことのない人だけど、確実に惹かれていってる自分がいることが、わかっていた。
だから、「はい。」と答えた。
< 78 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop