横で眠る「あなた」【未完】
第82章
3年生になり、周囲も卒業後の事を、気にする子が増えてきた。
私は、大学進学ということだけは、決めていた。
しかし、具体的な大学を決めていなかった。
坂田さんは、大学を卒業後、大学に近い街への就職を決めていた。
坂田さんから、その街の大学へ誘われた。
それも、選択肢かもしれないと、思った。
学園祭が、近づくにつれて、「今年は何やるの?」と聞かれた。
でも、私は、自分の進学を1番に考える事に決めていたから、何もやらないと答え続けた。
それは、かなりの不満を与えたようだった。
だから、手伝って欲しいと思う人がいれば、遠慮なく声をかけていくらでも手伝うよ。と言うと様々ところから、声がかかり、結局はいつもの年よりも忙しかった。
日々の生活でも、後輩たちが自分たちで、解決できるようにと、手をかなり引いた。
文句も言われ、自分がやった方が早いと思う場面は、沢山あったけれど、私は、今年で卒業してしまう。
いつまでも、私に頼ってはいられなくなる。
そのことを、後輩に気がついて、欲しかった。
そして、夏休み明けに、私は大学を決めた。
私は、大学進学ということだけは、決めていた。
しかし、具体的な大学を決めていなかった。
坂田さんは、大学を卒業後、大学に近い街への就職を決めていた。
坂田さんから、その街の大学へ誘われた。
それも、選択肢かもしれないと、思った。
学園祭が、近づくにつれて、「今年は何やるの?」と聞かれた。
でも、私は、自分の進学を1番に考える事に決めていたから、何もやらないと答え続けた。
それは、かなりの不満を与えたようだった。
だから、手伝って欲しいと思う人がいれば、遠慮なく声をかけていくらでも手伝うよ。と言うと様々ところから、声がかかり、結局はいつもの年よりも忙しかった。
日々の生活でも、後輩たちが自分たちで、解決できるようにと、手をかなり引いた。
文句も言われ、自分がやった方が早いと思う場面は、沢山あったけれど、私は、今年で卒業してしまう。
いつまでも、私に頼ってはいられなくなる。
そのことを、後輩に気がついて、欲しかった。
そして、夏休み明けに、私は大学を決めた。