横で眠る「あなた」【未完】
第90章
どんなに、理先輩から逃げても無駄だと思って、逃げるのは諦めた。

それで、図書館で勉強しながら、理先輩を待った。
授業で出だされた課題に熱中していると、理先輩が来た。

「かなり、熱中しているところ悪いけど、お昼を食べに行こう。」と声をかけられた。

そして、大学の敷地にあるレストランに向かった。
落ち着いた雰囲気のイタリアンレストランだった。
夜になると、アルコールも出すらしい。

その理先輩とゆっくり話す時間が、ここで取れるという事は、瑞穂たちがいうように、大事なことなのかもしれない。

そんな気にすらなる料理とサービスと雰囲気のレストランだった。

これから、毎日一緒に食べるのかと思うと、不思議な気もする。

しかも、元カレと元カノって微妙な関係だ。

坂田さんに、ちゃんと話さないといけないし、理先輩に好きな人がいるなら、できるだけ早めにこの気遣いは、やめて貰おうと思った。

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