牙龍−元姫−
第1章
とある小説
よくある小説のお話。
素行の悪い暴走族の少年達がいました。その少年達がある少女と出逢い変わっていく王道STORY
彼等と彼女は会って間もないのに何故かお互いに引かれあう。彼等にも彼女にも同じ"闇"の部分が存在した。だからなのか彼等も彼女もお互いに共感し合う。
彼らは彼女の為にと
彼女は彼らの為にと
"闇"から救いたいと思った。
そこから芽生えてくる恋愛や友情を育(はぐく)む少年少女たち。しかし物語の中盤に難関は付き物。
そう簡単には話が進まないのが物語と云うもの。
突如現れた元カノに翻弄される、少女の恋人の総長。その元カノに心を揺さぶれてしまう。しかし。総長は昔の気持ちに葛藤されながらも少女に永遠の愛を誓った。
―――――――元カノなんて存外しないような展開で話は進む。
過去との決別。それは元カノが切り捨てられる合図だった。
幸せいっぱいの総長と少女。
それを支える仲間達。
こうして。
永遠の幸せを手にいれる。
固い絆で結ばれた仲間達。
薬指に挟まる指輪と優しい瞳をする愛しい彼。
彼女は、前を見据え
幸せだと微笑みました。