牙龍−元姫−
開き直ったのか、溜め息をつきながら指定の体操着に着替え始めるりっちゃん。
私もリボンを外し、ワイシャツのボタンを開けていく。
因みに神楽坂のシャツ色は自由でリボンとネクタイの二種類がある。
「ほら。響子も着替えなさいよ」
「…はーい」
暑さに襲われながらも風見さんに急かされボタンを開けていく響子さん。
まるで親子のような二人を見て、りっちゃんは呟く。
「…野々宮さんの印象変わったかも」
「そうなの?」
「え!?」
突然の響子さんが会話に入ってきた。まさか聞いてるとは思わなくて驚くりっちゃん。私も驚いたよ。
「わっ、悪い意味とかじゃなくて!か、可愛いなって!前は綺麗で近寄りがたいと思ってたので…。い、いえ!勿論いまもお綺麗ですけど!」
「そんな慌てないで?りっちゃん面白いね」
あわてふためいて弁解するりっちゃんに微笑んだ。間近で直視した響子さんの笑顔にりっちゃんは顔を赤らめた。
「…亜美菜が野々宮さんを追い掛ける理由分かったかも、」
「でしょ!?」
私は勢いよくりっちゃんに詰め寄る。
いつもなら私の勢いに引き気味のりっちゃんも今は引かない。
牙龍ばかりのりっちゃんがこんな意見を言うのは初めてだったから興奮した。
「…ちゃっかり、りっちゃんとか呼んで貰っちゃってるしさ」
「嬉しい?」
「馬鹿!当たり前じゃん!あの野々宮さんだよ?こんな機会滅多に、」
「りっちゃん?」
興奮ぎみに早口で言いながら響子さんを視線を向ける。
――――と、りっちゃんはピシッと音を立てて固まった。不思議に思い目で追うと同じく固まる。
「響子、アンタまた胸でかくなったんじゃない?」
「…え〜ヤダ」
「いま全国の貧乳女子を馬鹿にしたわよ」
「そ、そんなつもりじゃないもん」
着替えながら会話する二人。それを耳に入れながら私は響子さんの下着姿に釘付けだった。
白い艶やかな肌。細い二の腕。白のレースにピンクのリボンが付いた下着。そして何よりも谷間が…
「…き、巨乳」
りっちゃんの小さな呟きに思わず頷いてしまった。本当にまさかの事実。小柄な響子さんだからそこまでかな?と思っていたのに―――――かなり“ある”
私もリボンを外し、ワイシャツのボタンを開けていく。
因みに神楽坂のシャツ色は自由でリボンとネクタイの二種類がある。
「ほら。響子も着替えなさいよ」
「…はーい」
暑さに襲われながらも風見さんに急かされボタンを開けていく響子さん。
まるで親子のような二人を見て、りっちゃんは呟く。
「…野々宮さんの印象変わったかも」
「そうなの?」
「え!?」
突然の響子さんが会話に入ってきた。まさか聞いてるとは思わなくて驚くりっちゃん。私も驚いたよ。
「わっ、悪い意味とかじゃなくて!か、可愛いなって!前は綺麗で近寄りがたいと思ってたので…。い、いえ!勿論いまもお綺麗ですけど!」
「そんな慌てないで?りっちゃん面白いね」
あわてふためいて弁解するりっちゃんに微笑んだ。間近で直視した響子さんの笑顔にりっちゃんは顔を赤らめた。
「…亜美菜が野々宮さんを追い掛ける理由分かったかも、」
「でしょ!?」
私は勢いよくりっちゃんに詰め寄る。
いつもなら私の勢いに引き気味のりっちゃんも今は引かない。
牙龍ばかりのりっちゃんがこんな意見を言うのは初めてだったから興奮した。
「…ちゃっかり、りっちゃんとか呼んで貰っちゃってるしさ」
「嬉しい?」
「馬鹿!当たり前じゃん!あの野々宮さんだよ?こんな機会滅多に、」
「りっちゃん?」
興奮ぎみに早口で言いながら響子さんを視線を向ける。
――――と、りっちゃんはピシッと音を立てて固まった。不思議に思い目で追うと同じく固まる。
「響子、アンタまた胸でかくなったんじゃない?」
「…え〜ヤダ」
「いま全国の貧乳女子を馬鹿にしたわよ」
「そ、そんなつもりじゃないもん」
着替えながら会話する二人。それを耳に入れながら私は響子さんの下着姿に釘付けだった。
白い艶やかな肌。細い二の腕。白のレースにピンクのリボンが付いた下着。そして何よりも谷間が…
「…き、巨乳」
りっちゃんの小さな呟きに思わず頷いてしまった。本当にまさかの事実。小柄な響子さんだからそこまでかな?と思っていたのに―――――かなり“ある”