ルーズリーフ
その後も私たちは思いきり遊んだ
「喉からから~」
「お前は歌いすぎだろ」
「美弥、今日は楽しめた?」
「うん!男の子とこんなに遊んだの
私、始めてかも!ありがとう」
涼に向かって可愛い笑顔を見せる
美捺
「じゃあ、各自解散!
美捺って、家どっち方面?」
「あぁ、ココからなら10分も
かからないほど近いよ?
あそこのマンション。
ここからも見えるんだね」
指さされた方、
それは高級マンションと呼ばれる
けっこう綺麗なところ
「・・・あそこって」
「あ、俺もあそこに住んでるんだよね」
漣が飲み物を買いながら言う