獣は禁断の果実を蝕むのか。

スルリと口の奥まで入り込む舌。


専務の手で片足ずつソファに乗せ、専務のひざの上に座らせた。


下腹部を密着させるかのように、向かい合った体。


専務の手がスカートをたくし上げると、大きな手でお尻を包み込むと、下着の脇からひんやりとした指を滑り込ませる。


「んっ………あぁ………」


自然ともれる声。


体の中の熱は上昇する。


狂おしい疼きが体の奥底から込み上げて、潤んでゆく私の中心部。


それを楽しむかのように、専務の指は私の核心部分に強く指を絡める。


「はあぁっ……!!!!」


心臓は大きく脈を打って、私の体はビクン、ビクンとけいれんをしてしまう。


でも、夢の世界に酔いしれている間もなくて。

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