結婚できるの?
ふと、亜里沙の心に一つの感情が走る。

毅と付き合ってみようかな……。

直感にも似た自然な気持ちだった。

今日の夜、毅に連絡しよう。

毅の仕事が終わったら、交際オッケーの返事を伝えよう。

亜里沙は窓から青空を眺めながら、腕を上げて思い切り伸びをした。

心か浮き立ってくる気がした。

こんな日はさっさと外へ出て、どこかのカフェで朝食を食べよう。
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