史上最悪!?な常務と
今日からここなんだなあ、
なんて改めて思いながらフロアを見渡す。
ゆっくりと歩きながら塩屋室長はフロアを案内する。
なんだ、
秘書課っていうからどんなところだろう、
なんて思ってたら雰囲気は今までいたところとそう変わりはない、
かな?
たくさんのひとがいて、
パソコンに向かってるひとや、
書庫からたくさんの書類を抱えて出てくるひと、
忙しそうに動いているひと…。
「秘書課はあのキャビネットが並んでいるあたりまで。
向こう側から重役、職員、交流関連…」
ふーん、
それに秘書課だけでも40人はいそうな感じ。
もうちょっと静かでこじんまりした部署を想像してたんだけど。
そうでもない感じ。