史上最悪!?な常務と
母親と同じくらいの年齢の彼女だから、
きっと感情のコントロールがうまいんだろうな。
そんなこと思いながら、
空いていた席に着く。
そして周りを見ると。
座ったのは円形テーブルでそれを囲むように椅子が6脚ほど。
座ってるのは島津さんだけじゃなくて。
あれ…?
いろんな年齢層の女性数人。
な…なんで?
どゆこと?
驚いた顔をしていると島津さんは言った。
「ああ、彼女たちはね、アタシの友達…というか。
同じことを大切に思う同士というか…」
「?…」