史上最悪!?な常務と
「…じゃあ、
作った葉っぱのしおりを来てくれたお家の方にプレゼントしましょう」
先生の声に顔をあげる。
どうやら前回の授業で集めた葉で作ったしおりを配る…
ようだ。
サキが大切にしおりを持ってこっちにきた。
もらったら…、
そうだな、会社で使う資料のしおりに使おうかな…。
なんて考えていたら。
「サキ…」
えっ?
スルーっ??!
彼女はアタシの呼びかけにも顔を向けること無く、
そのまま隣にいた常務ににっこりと笑顔を向けた。
「はい、これ。
もらってね」
「ありがとう」
はあ?