史上最悪!?な常務と


「…ちゃん、」


「お姉ちゃんっ!!」


「あっ!!」


レナが呼ぶ声で我にかえる。

ああ、そうだ、
アタシ早く帰ってきたから今日はアタシがご飯の用意するって…。

台所に立ってたんだわ。


「ああ、レナ、帰ってきてたんだ?」


「なーに、ぼんやりしてんの?
また彼氏のこととか考えてた?」


「バッ、そんなんじゃないって!
いつもご飯は…、
そう、いつもレナに任せてたから久しぶりに作ったから、
料理のこと考えてたんだから」


アタシは大きなお鍋のフタを開けて料理が出来上がってるか、
確かめる。


「あやしー、
はいはい、そういうことにしてあげるね」


もうレナったら。



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