史上最悪!?な常務と
「そ、それで…、
いいんですよっ。
常務はこれからが大事な時期なんだし。
アタシみたいなのと関わったりしたら大変なことになってしまいます」
精一杯の笑顔で言ったつもり。
でも、
なんか常務の表情が変わった?
怖い。
なんか怖い。
なんか悪いこと言ったっけ?
不機嫌オーラがものすごいんですけど。
「えーっと…」
「…そんな風に思うのか?」
本当は…。
違います、わかってます。
おそらく常務は自分の保身のためでなく、
アタシに気遣ったのだろう。
だから連絡しないでいたんだと思う。