史上最悪!?な常務と

とにかく、
会社辞めて新しい職場見つけて、
レナのダンススクールもまた考えて。

まあ、そんないろいろとして過ごしてたら、
そのうちまた元に戻るだろう。


時間が解決してくれる。


そう、…今胸の奥がすごく痛い、
常務とのことだって。





「…姉ちゃん、あのさ?」


「あ?ケン?」


いつの間にかケンがアタシの側に立っていた。


「どうしたの?
なに?」


「俺、来週、
就活セミナーってやつに参加するんだけどさ」


そう言いながら持っていた封筒から書類を取り出す。


「これ」


「?…」

差し出した書類を受け取る。


< 425 / 493 >

この作品をシェア

pagetop