史上最悪!?な常務と
・ 後悔について
2日ぶり、
会社の社員通用口の前に立つ。
ケンから話を聞いてそのまま鍵をもらったものの、
一歩も踏み出せず家で鍵を見つめて悶々と日々を過ごした。
いつまでも迷っててもどうしようもないし。
ケンの
「最後まで見届けてから諦めろよ」
という言葉に押されてここまでやってきた。
アタシ自身、
そうすることで気持ちに今度こそケリをつけることができるかもしれない。
そう思ったし。
でもまあ、
電車乗ってる間もずっと迷ってた。
行くべきか、
止めるべきか。